2003-12-14 奈良響演奏会
_ リハーサル
本当は9時集合だったのだが、町内清掃とぶつかってしまったため、それが終わってから。前回の町内清掃は、なんだったかでさぼってしまったから、今回は出ないと…(^^;;
リハでは自分の音がどれくらい響いてるのか気にしつつ、でもそんなこと気にしていられない状態で吹く。お客様のいないホールは良く響く。冒頭のソロの反響音がよく聞こえた。
後は、あまり吹きすぎないよう、でもそれなりに吹いて、コンディションを作っておこうと思って吹いた。後でテューバのエキストラさんに結構吹いてましたね、と言われてもうた(^^;;
いつものようにお弁当は申し込まず。今回はなんと一度も受付付近に近寄らなかった。こんなことはめちゃくちゃ久しぶり。開演前の受付付近は好きなのだが、今日ばかりは緊張が増してしまうような気がした。気を遣って頂いて、当日の仕事はなにも割り当てられなかったので、ブルックナーのリハ終了後、本番の出番まですることがない。こんなこともめちゃめちゃ久しぶりだ。おかげで、自分に言い聞かせる時間がたくさんあって助かった(^^;;
_ 本番
ずっと「あと1回しか吹けないんだから楽しもう」と自分に言い聞かせてきた。実力以上のものが出るわけない。自分の実力は自分がよく知ってるはず。全てをノーミスで吹き通すことが出来るわけないのだ。と言いつつも、欲が出てしまうことも否めない。変な気を起こさないよう、この瞬間を楽しもう、集中しよう、深呼吸だ…と本番中もずっと言い聞かせながら…
結果的には、自分の実力が出せたのだと思う。もちろん、練習中はもっと良かったことだってあったと思う。でも、お客様の前、舞台の上であの曲を演奏、ということにおいてはあれ以上望むことは出来ないだろう。周りもはらはらしてたんだろうな(^^;; ずっと落ち着きなかったしね。いい経験をさせて頂きました。大学オケの経験がない私のようなホルン吹きが、ロマンティックの1st.を吹けるなんてのは、ありがたいことだと思います。
練習中はソロが立て続けに来るのは嫌で、少し休みたいと思っていたのだが、本番中、ちょっと長い休みが来ると余計なことを考え始めてしまいそうで、かえって怖かった(^^;; ずっと吹き続けている方が、精神的には楽なような気がした。
1楽章の冒頭、これを大外ししたら打ち上げには出ずに帰ろうと思っていたのだが、まぁなんとかなって…後は次から次へと襲いかかられ…
2楽章。実はこの付点八分、十六分、四分音符というのがどうも苦手で…(>_<)練習中も何度もかすっていた。特に最初のes三つと、es,es,c ってやつ(^^;;一人ずつ順番に吹くところとか、なんやかや。もちろん、ビオラのSoliの中で吹くあの Solo は恐ろしいことといったらない。一回目はまぁまぁだったけど、全音上がった二回目は…(>_<) 最後に出てくる三回目。その前では「もうこのフレーズを吹けるのもこれが最後。集中して愛おしみながら吹こう」と言い聞かせた(こればっかり)。
3楽章から時間の流れが速くなっていった感じ。
4楽章の冒頭はやっぱりあかんかった…オクターブの跳躍はなんとも(>_<)
もちろんあっちゃこっちゃでいろいろなことがあって、難しいところが出来たり、しょうもないところを失敗したり、ありがちなことがきっちり起きた(^^;; 最後に出てくるソロ、もうこれで最後だ、ゆっくりかみしめましょー…ってな余裕はないけど、なんとか吹いて、みんなが盛り上がって盛り上がって、最後はもう「これでおしまい(^O^)!!」ってな感じ。
終わってしまえばあっという間だった気がする。
相棒が足すりすりをしてくれたところもあって良かった(^_^)
いよいよ今日やねぇ。納車。
(^_^)衣替え
今晩、忘れずに襲撃っと。
こっそりいってなでなでしてやるーー(^_^)
外出中かも(^^;;