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気が向いた時にだけ書く日記

2003-01-26

_ 奈良響第42回定期演奏会

ついにこの日が来てしまった…


午前中の練習は、シューマンもマーラーも通し。出来ればあまり吹きたくなかったんだけど、吹かざるを得ないし… 30分押し(^^;; 昼飯は食わず。今回は場外整理の仕事だったので、急いで着替えてホール入り口へ。今回は公民館のイベントとタイアップしてるので、公民館の人も場外整理をしてくださってて助かった。4列で並んでもらって、ロビーが一杯にならないようにくねくねと曲げて… でかい声を出すとしんどいってば…


開演時間に楽屋に戻る。楽屋のソファで横になりしばし休憩。これはありがたかった。


いよいよ本番…… 最初のフレーズはOK(^O^) ここ、いつもうまく行かなかったのだ。力みすぎというかなんというか…


………………………


こんなにソロだらけの曲は初めてだった。吹いても吹いてもソロが待ってる。本番中「誰か俺を助けてくれぇ」と何度も思った。いつもうまく行かないところがうまく行った、と同時に、いつもなんて事無いところでやまほどこけた。集中力が高まり、難所を切り抜けて、安心してこけて、あかん(>_<)と緊張し始めると、「緊張しすぎたらあかん。もっと演奏を楽しもうや。もうこの曲もこれで終わりなんやから大事に吹こう。」と考え直し、集中する。また難所を切り抜けて… の繰り返しで約1時間… 3楽章の終わりの ff でホルン後列が大事故を起こすが、それをコントロールする余裕は全くなかった。なるべく休もうと思っていた個所だったので、自分自身の集中力が弱っていた。後ろから一小節早く聞こえてきたフレーズで、自分が数え間違えたのかもしれないと思った。他の楽器の音からは判断できない。ホルンのフレーズが終わった後も周りは… やっぱり早かったんだ(>_<)


自分自身にとっても、奈良響にとっても、背伸びした曲だったんだと思う。それが悪かったとは思わないけど、背伸びをするなりにもっとやらなくちゃいけないことがあったんだろうと思う。練習の仕方かもしれないし、意識の問題かもしれないし。


打ち上げではまず最初に藏野さんにごめんなさいした_(._.)_ 自分の力を出しきったとは思うけど、ここまでしかいけなかったんだな。実力が無いって事だけど、だからどうした…ということにしよう(^^;; 藏野さんにも高谷さんにも「いい音がしてた。ホールに来てさらに良くなった」って言ってもらえたし、もう少しホルン吹いててもいいよね?